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かすみのスピリチュアル・ジャーニー

かすみのスピリチュアル・ジャーニー

参加された方の作品とコメント

Nさんのコラージュ作品


★1★タイトル「ここから…」  2007・3・18


ブログ用写真1.jpg


自分の中で1つ決意したものの、
不安と前にいこうとする思いが交差している状態のときに
制作したものです。

ただ、心地よいと思うもの、大好きなものだけを集めたのですが、
作品を見て、「思う通りに進めばいい」と思いました。

なんとなく「この決意は始まりなんだ」と思っていましたが、
コラージュという形にすることで、しっかりと意識化できました。
自分の中で、決意から決断に変わった、そんな感じです。

心地よいもの、大好きなものを自由に切って、貼ってという時間は、
余計なものをすべて降ろして、私が私に戻る幸せな時間でした。
家で1人で作ったりもするのですが、
他の人と共有することができるので、得られるものが何倍にも
増えました。


*今、感じること

人生にはいくつものゴールがあって、そのすべてにテープが
張られているわけではないし、ゴールラインがそのすべてに
ひかれているわけではない…。
だから、1つのゴールに辿り着いても、気付かないことがある。
だけど、何のサインもないわけではなく…
「選択に迷う」ということで、辿り着いたことを教えてくれる
感じがします。
それは、ゴールラインとスタートラインは同じものだから。

新しくスタートするということは、未知の世界へと足を
踏み入れることです。
だから、迷いもするし、不安や恐れも生まれてきます。

この作品を制作する前は、1枚の紙を裏から見ていた状態だったと
思っています。
出来上がった作品を目にして、1枚の紙の表側にいくことができた
のだと思います。

選択に迷ったら、この作品を眺めています。
そして、思うのです。
今、私はゴールとスタート、同じ1本のラインの上に立っている…って。

作ったそのときだけでなく、後で見ることができるのもいいですね。


☆かすみコメント

右上の道路と、真ん中の女性が印象的でした。
 先に何があるか分からない、でも、ありのままの、
飾らない自分を出していこう、それはとても怖いことだけれど、
美しい世界が目の前に開けているだろうから、と。

 私にはそう感じられます。

彼女は、「思ったとおり進んでいけばいいんだ」という結論を
得ています。
 何かを選ぶことは怖いけれど、どの道へ行ったとしても
自分が進む道。
 自分の現在と未来はつながっているんだから、何を選んでも
間違いはないんだ、と。


★2★タイトル「自然の恵み」  2007.6.2


ブログ用写真2.jpg

出来上がったものを見て、思わず溢れてきた言葉は「大丈夫」です。

自分の思う通りに歩きだしたら、不安や恐れが生まれてきました。
私の目指す場所と現実がかけ離れているから。

でも、そうではないということに作品は語ってくれました。
「私が目指す場所は、私が来るのを待っているんだ」
と、いうことに気づいたのです。

そして、人は自然のまま(ありのままの自分)であることで、
自分にも人にも、その他いろいろなものに対して、
多くのものを与えていけるのだと思いました。

目指す場所には、何者でもないありのままの私が連れていって
くれる、そう思えた作品です。

そして、今の私に必要なものは、自分を、自分の未来を
信じることなのだと、この作品が語っているように思いました。


*今、感じること

未来が私を待っていてくれていること…
日常の中では様々なことがあり、忘れがちです。
でも、この作品を見ると思いだせるのです。

未来は私が来るのを待っているのだから、私が行くだけでいいと
いうこと、あるがままの私でいることで、いろんなものが
溢れ出すということ、とってもシンプルなことなんだっていう
メッセージをくれるのです。

この作品には、私にとって本質的なものがあるように思います。
貴重な1枚です。


☆かすみコメント

 彼女の中で、何か新しいものが芽吹いている。
 まだ若い芽だから、繊細で柔らかく、みずみずしい。
 だから、大切に扱わないといけないだろうなあと。
 でも、大丈夫。
 白い鳥が羽ばたいているから、自由にどんどんまだ見ぬ世界に
飛び立っていくだろうなあと感じていました。

彼女は、コラージュを見て気づきます。
 「ありのままでいるだけで多くを与えてるんだ」
 「目指す場所には、ありのままの私が連れていってくれるんだ」と。
  

★3★タイトル「可能性」  2007,12

ブログ用写真3.jpg

今回はあえてベースとなる紙に黒を選びました。
黒はすべてを含む色なので、、
これまで私が辿ってきた道のすべてをこの色にたくし、
これから作るコラージュの土台にしたかったのです。

結果、コントラストのはっきりした作品となりました。
そこから生まれた言葉は
「もう、これ以上強くならなくていい、もう十分、私は強い」
と、いう言葉でした。

この作品で、
自分の中にある強さを初めて受け取ることができたように思います。
視覚化することによって、客観的に自分のことを見ることが
できました。

今あるものを無理やり切って、新しいものを取り入れなくてもいい。
今、つながっているものを大切に、活かしていきたいと感じました。

ずっと貼れずにいた「リングをはめる手」の切り抜きに対して、
「それでも指輪をはめるんですね」という言葉を、
いただきました。

難しいと感じること、困難だと感じること、辛いことなどいっぱい
ですが、それでも、私は自分で道を創ることを望んでいる、
そのことに気付けたのです。


*今、感じること

今思えば、この作品は、
「受け取る」から「アウトプットしていく」に移行する為の
ひとつの区切りでした。
自分の中にあった煮詰まった状態や自分への苛立ちなどを
コラージュという形で発散させることができました。

他の作品と比べて、一番自己主張をしていると感じています。
いつもとは少し違った雰囲気の作品。
次はいつ、こういう作品を作れるのか、とっても楽しみです。


☆かすみコメント

 黒い台紙で、ぐっとしまった印象。
 真ん中の赤も、落ち着いた赤です。
 彼女が言うように、強さが感じられます。
 自分の中にあるもの、いらだちでさえ、画用紙にぶつけ
表現していくと、それは、まとまっていき、行動を起こす
エネルギーや強さに変わる。

 リング、結婚や婚約の象徴ですし、バージンロードも、私には、
自分の道を決めて歩いていくんだという覚悟が感じられました。

彼女は、コラージュから、自分の中にある強さに気づき、
今のままの自分で十分、歩いていけると感じられたのでは
ないでしょうか。
 

★4★タイトル「つながる」  2008.8.31


ブログ用写真4.jpg


この作品から受け取ったメッセージは、
「過去が今を創り、今が未来を創っていく。すべてはひとつ」
ということです。

今あるものはすべて、未来からの贈り物なんだと感じました。
マイナスと思えることも。

無理をしないことが、私の行くべき未来に導いてくれるように
思えるのです。
無理をしないということは、楽をするということではなく、
自分の本当の思いに気づき、従っていくということだと考えます。

私の思い描く未来はどこにあるのかはわかりませんが、
本当の思いに従っていくということを、
リレーのバトンのように自分でつないでいった先にあるものだと
思えるのです。

過去、今、未来というと1本の線上になっているようですが、
人の中では輪(和)となって、循環しながら存在しているような気が
します。

すべてがつながっているのだから、
改めて、自分に起こることをしっかり受け取ろうと思いました。


*今、感じること

すべてがつながっていることを、私自身知っていました。
でも、仕事に追われ、ストレスをためる中で、
救いを求めるかのように参加させていただいたセミナーでした。
日常の様々な出来事によって、私のフィルターが少し曇っていた
ことが、今、はっきりとわかります。
そんな状態で参加したにも関わらず、
私が私でなければ作れない作品になっています。
コラージュの奥深さをかみしめることとなりました。
おそらく、この作品にもこれからお世話になることだと
思います。


☆かすみコメント

頑張って無理して自分の未来へ進んでいこう、ではなくて、
無理をせず、自分の本当の思いに気づき従っていこう、と彼女は、
思います。
 かわいらしくてやわらかいコラージュ作品です。
 花が、何も力を加えなくても、美しく咲き、散り、また命が
生まれるように、自然な営みが、人生の中にも起こっている・・。
 そんな印象を受けました。



★4作品を通して

私が歩いてきた道がすべて視覚化されているのですから、面白いです。
節目がコラージュの制作したときにあることにも気付かされました。

ふと、気付くことはよくあります。
気付くだけでそのままになったりすることって多いのです。
だけど、言葉ではなく視覚に訴えるかたちで残せるっていうのはすごいです。
理論ではなく、生理的なものに届くような感じがするのです。
脳の仕組みでいうところの、大脳旧皮質に訴えてくるような。

人は繰り返し、形を変えて現れる壁にぶつかります。
全く違うように思えても、根底ではつながっている問題。
問題を問題と思わなければ壁など現れません。
でも、人ってそんなに完全なものではありませんから、
問題を問題と思わないことは、簡単そうでなかなか大変なことです。
そんなとき、以前に制作したコラージュが役にたったりします。
新たに作ると、新しい世界が広がります。

あるがままの自分が何を思っているのか、
わからなくなったときこそコラージュ。
コラージュは私の強い味方です。



☆かすみコメント

 2年間の心の軌跡、いろんな気づきを得ていく、その過程が
表現されています。

 彼女は、いろんなことに迷いながらも、未知の世界に向かって、
自分の心に従って、一歩踏み出します。
 自分らしい道を選び取るのは、どんな小さなことでさえ、
勇気のいることです。
 コラージュがその支えになったのなら、幸いです。

「あるがままの自分が何を思っているのか、
わからなくなったときこそコラージュ。」と
言われていますが、まさにそれこそがコラージュの役割
なのです。

 彼女は、自分との対話をされています。
 無理しなくていいんだよ、大丈夫だよ、と
Nさん自身の中にある「叡智や愛」と話をされているような気が
しました。

コラージュの中で、一枚目の、果てしなく続く道から、
二枚目の、小さな芽が出て、最後には、やわらかな花を咲かせる・・
そうした流れが感じられて、美しかったです。
 私自身、彼女からは、学ぶことが多く、彼女の存在に
感謝しています。

 Nさん、ありがとうございます。


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